断乳の体験談

断乳の1日目

さて。 今日(2008/12/03)が次男の断乳初日になります。

次男は3歳0ヶ月です。
おっぱい大好きで、ちょっと小腹がすくと「ちょっと飲ませて♪」と自ら飲みにくるような息子です。

いろいろな諸事情を考え、桶谷式マッサージの先生と、今日を断乳日と決めました。

どんな断乳体験になるか、少しでも母乳育児中のママの役にたてれば…と思い、リアルタイムな感じで投稿していこうと思います。
(時間がたってしまうと、そのときの気持ちや、体調や、感じていることが、薄れて行ってしまうので…)

2日くらい前から、「あと○日したらおっぱいとバイバイだからね」と言い聞かせていた次男。
昨日のよるにも、「明日、ばいばいだからね」と、夜のおっぱいの前に言い聞かせをしました。
次男は、「うん。わかった♪」と、深く頷きます。
わかっているような…、わかっていないような…。
まぁ、3歳児なので、そのときは本当に「やめるんだな」とわかっていても、いざ、眠くなってきたりすると、そんな約束は簡単に捨ててしまうのが常なんですけれどねぇ(汗)

夜、明日、明後日はお風呂に浸かれないので、子どもたちが寝てから、ゆっくり湯船につかりました。
その後、おまじないの意味もこめて、栄養ドリンクを飲みました。
体力つけておかないとね。

今日の朝、寝起きのおっぱいをせがまれ、飲ませます。
「最後だからね」
次男は、こくっとうなずきました。
(あぁ、こうやって、私のおっぱいを大事そうにすっている姿も、もうこれで見納めなんだな。 本当に乳児ではなく、幼児になって、児童になっていくんだな。 わたし、いつまで、”この子は、こうやってこんなふうに、おっぱいに吸い付いて、こんな表情をしてて、 おっぱいを吸われる感触はこんなんで…”って覚えていられるかな。母乳育児、幸せだったな) そんなことを思っていたら、すごく胸が痛くなりました。
泣いているのを長男・次男にさとられないように、寝ているふりをして、そっと袖で涙を何度もぬぐいました。

さて、いまは朝、8時半です。
次男は、普通にご飯をたべ、いま遊んでいます。
おっぱいはほしがりません。

これからが、勝負。
がんばります。

今日は、一緒に買い物にいって、外で遊んで、疲れてもらう予定。
ちょっとしたおもちゃ、おかしを買う予定。(気が紛れるように)
私は、疲れがでて乳腺炎になってしまわないように気をつける。
食事はあっさりめを意識。
水分は、とりすぎないようにする。
明日はあまり動けないかもしれないので、今日のうちに夫、子どもたち用のカレーを作り置きしておく。
洗濯も今日すべてやってしまう。

断乳してから10時間ほどたちました。
お昼寝のときに、かならずおっぱいを飲んでいたので、それが最初の難関か!と思っていましたが、お昼寝、いまだにしません。 いつもなら11時から15時の間にはしているのですが…。
午前中、お散歩がてらお買い物、そして公園で遊びました。

さて、初めての夜です。(この記事は次の日の朝に書いています)
実は、お昼寝をしなかったのですが、外につれだしているとだっこで寝てしまい、 帰宅してそのままお布団に寝かせようとしたところで、むっくりおきて、最初のトラブルが。

「おっぱいーー!!」

泣きましたとも。
10分ほど、ぐずぐず泣いていました。

公園で友達と遊んで帰ってきた長男が、

「しかたないなぁ。おれがお菓子かってきてやるよ」

と、一人、近くの駄菓子やさんにひとっぱしり行ってきて、10円のコーラグミなど買ってきてくれました。
兄なりに、色々と弟の心配をしてくれているようです。

その後は、兄が宿題をするのをみていたり、兄とポケモンカードゲームをしたりと、色々と遊んでもらって、気が紛れたようです。

夜ご飯はカレー。兄弟ともにもりもりと食べました。

そして、夜。就寝時。
やっぱり、母乳をほしがりました。
でも、ほんの数分程度のぐずりで、すぐに眠ってしまいました。寝たのは8時半くらい。
そして、ときどき起きて、泣きました。
23時、1時、3時の3回です。
でも背中をとんとんして、「おっぱい、ないでしょー」と言うと、また眠りにつきました。

断乳の2日目

断乳二日目の朝です。
いつもなら、目がばっちりさめるまで、おっぱいを飲む次男。
でも今朝はありません。
朝6時ごろおきて、やはり少し泣きました。
泣き声で起きた長男が、

「じゃあ、お兄ちゃんとゲームする?」

と誘ってくれました。涙を目にためながら頷く次男。
ふたりでリビングでゲームをしてくれました。

その後は、おっぱいをせがむ様子はなし。
外に出て動くのは控えようとおもっていたので、(断乳時に絶対に風邪を引いて欲しくなかったのと、私が疲れて乳腺炎につながるのがいやだったため)室内で遊ぶ。

この日の昼寝は、おっぱいなしで。
本を大量に読む。
やはり少しぐずりましたが、あんがいすんなり寝てくれました。
昼寝から起きて、やはり泣きました。
でも5分程度で泣き止みます。その後は、公園から帰ってきた長男と大遊び。

さて、断乳二日目の午後。 次男は、ちょっと鼻風邪を引いているらしく、鼻水が…。 でも、機嫌はいたって普通。

兄弟とも、夜ご飯のカレーもたくさん食べました。

そして、問題の夜。 いつもなら添い乳ですが…。

何冊か本を読んで、兄らとしりとりや物まねなどをしていると、ようやくおねむに。 この日は、「前から、こんな風にねてますよ」という感じで、にこーっと笑いながらすっと目を閉じてすやすや寝ました! おおおお! おっぱいの「お」の字もなし。

夜は、明け方4時くらいに、一度むにゃむにゃと大きく寝返りを打った程度。

次男は産まれて初めて、夜を(一応)通して寝ました。 でも、肝心の私は…。 私も3年ぶりで、こんなに長時間眠ることができました! で、あまりに久しぶりに長時間睡眠をとったせいか、次の日、腰が痛いのなんのって!

断乳の3日目

断乳三日目。
今日は、断乳マッサージにいって、乳房に残った母乳を絞ってもらう日です。

次男は、朝、普通に起きました。
多少ぐずぐず言いましたが、兄が起き出してリビングにいったため、すぐについて行きました。

今日はマッサージへいく予定。
長男を学校へ送り出した後、次男をダンナにあずけて、マッサージへ。
次男、笑顔で私をお見送りしてくれました。

一応、多少は乳房が腫れているとのことで、ブラジャーはせず、ダウンジャケットでごまかしました。

マッサージでは、ゴッドマザー(マッサージをしてくれるおばあちゃま先生)が、
「あら、全然やわらかいわねぇ」
と言うほどに、まったく腫れていません。
でも、しぼると、出てくる出てくる。
とっても気持ちよい!
絞り終わると、一回りおっぱいが小さくなった気がしますが、ほとんどわからない程度。
普通、「断乳するとおっぱいがしぼむ」と言いますが、断乳時、ものすっごくおっぱいが腫れるので、それとのギャップが大きいのかもしれませんね。

ゴッドマザーから、
「よくがんばったわねぇ!」
と言われ、ちょっと感激しました。

どうやら、3年も授乳していたので、母乳をつくるホルモンも少なくなって、生産量も減っていたようです。

本来なら、断乳マッサージは3日後、1週間後、1ヶ月後と、3回受ける予定だったのですが、ゴッドマザーが、
「あなたは、もう1ヶ月後のマッサージだけでよさそうだわ」
とのこと。
なので、月末にもう一度いって、卒乳完了となる予定です。

断乳のスケジュール
私が実際に行った断乳のスケジュールです。断乳の前に注意しておくことを書いてみました。