母乳育児のコツ
生理再開について
生理再開した後の母乳について
多くのママがそうだと思うのですが、妊娠中は止まっていた生理がいつ再開されるか気になりますよね。
産後、ママの体のホルモンバランスは大きく変化しています。 母乳を飲ませていると、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって「プロラクチン」というホルモンが分泌されます。 この「プロラクチン」には排卵を抑制する働きがあるので、生理が来ないそうです。
でも、授乳間隔が開いたり(主に夜間授乳の間隔が開く)、赤ちゃんが十分におっぱいを吸わなかったりすると、この「プロラクチン」の値が下がり、生理が再開されます。
ですので、「完全母乳」であっても、夜間授乳がなかったりすると、結構早く生理再開することがあります。 もちろん、それぞれのママによって、再開の時期はまちまちですので、「夜間授乳もあるのに生理が来た~」というママもたくさんいると思います。
「生理が再開してしまった…。もう、母乳は出ないの?」
と、お思いのママ。安心してください。生理が再開しても母乳は出ます。
ただし、生理の期間中はホルモンのバランスが普段と違うようで、母乳量が減ったり「母乳の味」がいつも違ったりするそうです。 ですので、赤ちゃんが、
「あれれ! これ、いつものおっぱいじゃなーーーーい!」
と、あまり飲んでくれないことも…。
- 生理中の母乳は、味が変わることがある
- 生理期間中は母乳生産量が減ることがある
ですので、乳腺炎になりやすいママは、特に注意! 母乳の飲み残しが乳房内にたくさんあって、放っておくと乳腺炎を引き起こしかねません。
あまり飲んでくれなかったときは、軽く搾乳しておくと良いかも知れませんね~。
生理が終わると、また、元通り飲んでくれる赤ちゃんも多いようです。 また、生理がいったん再開されても、頻回授乳をしていれば、プロラクチンの値があがり、生理がまたストップされることもあります。
ちなみに、なおっぺは2歳7ヶ月で断乳。断乳後、1週間してから生理再開。その後、ちゃんと妊娠・出産しております。
授乳中の生理再開の体験談
母乳育児をしているとなかなか生理がこない傾向があります。
長男は、断乳後に生理再開となったのですが、今回、次男母乳育児中ですが、生理が来ました。
その時の様子を書いてみます。
数日前から、
「あれ? なんかヘンかも…。生理が来るかも」
という予感はありました。
ちょっと咳をして力をおなかのあたりにかけたら、腰の骨盤上あたり(たぶん卵巣と卵管のあるあたり…なのかな?)が、すごく痛かったんですよね。
で、おりものが急に増えました。これはいつも生理前の兆候だったのです。
出産後、初めての生理はいつもの生理と感じが違い、出血は少量ずつダラダラ続く感じでした。
まぁ。
元の体に戻ったのでしょうね。長男の時と同じくらいの頻度で授乳をしているつもりだけれど、今回は断乳前に生理再開となりました。
まだまだ生理はこないわ…と思っていたので、生理用のナプキンなどを探すのにちょっと苦労しました。
同じように母乳育児をしているつもりでも、一人目と二人目ではやはり違いがあるかもしれませんね。
母乳育児のコツ
目 次
添い乳をマスターするととても楽。やり方と注意点を書いてみました。
正しいスタイルで授乳をすることが、乳腺炎の予防二も繋がります。
母乳が出すぎてしまうことも、乳腺炎ママの困りごとの一つ。どう対処したらいいのでしょうか?
母乳育児をしていると生理がストップしていることが多いです。
母乳を飲んでいる赤ちゃんは風邪を引かないというけれど、どうなんでしょうか?
何故か、赤ちゃんが突然母乳を飲みたくないと拒否することがあります。何故でしょう? 対処は?
夜間授乳。いったいいつまで続くんでしょうか?
おっぱいが突然張らなくなることがあります。何故でしょうか? 母乳はもうでないのでしょうか?