母乳育児のコツ
夜間授乳はいつまで続くのか？

夜。 ぐったり疲れて眠っているのに、「ふぇええ」と泣いて起きてくる赤ちゃん。
お口はぱくぱくと、おっぱいを探してる。
でも、おっぱいをあげると、がつがつ飲む訳じゃなく、ちゅくちゅくと5、6回飲んで寝てしまう…。

そんなことが、夜中に1時間ごとに繰り返されることがありますよね。 うちの子もそんな感じでした。ママの私は疲れてへとへとでした。
あの頃のわたしの願いは、

「一度で良いから、一晩中起きずに寝たいっっっっ！」

ということだけ！

「いったい、この夜間授乳はいつまで続くのか？」

そう思いますよね。
他のママから、「あら、わたしは生後半年くらいにはもう一晩中寝ていたわよ？」なんて聞くと、焦りと怒りさえ覚えてしまいますよね。
このホームページでも紹介していますが、乳腺炎の大敵は「疲れ」。
こんなに睡眠不足が続いていたら、本当に疲れが取れなくて、その結果、乳腺炎になってしまうという悪循環にもなりかねませんよね。

ほんといつになったら、一晩中寝てくれるのだろう？　夜間授乳が必要なくなるのはいつ？

答え。その子による。

答えになっていませんね（汗）
でも、そうなんです。

ちなみに、冬の寒い時期の夜間授乳は身も心も震えますよね（苦笑）
せめて、インナーは暖かくしたいということで、私は夜間授乳用のインナーを自作しました。

断乳すると一晩中眠るようになるのか？

これも人によるんです。

長男の場合

長男の場合、2歳7ヶ月で断乳をしました。そして、断乳が一晩中眠ることに繋がりました。
もう喋ることができる時期ですので、断乳の言いきかせもしっかり出来ましたし、「プリン食べようよー。おっぱいよりおいしいよー」とモノでつる事も出来て、比較的断乳は楽だったんです。
長男は断乳する以前は、夜中に1～2回は泣いて起きておっぱいを欲しがりました。目は瞑っていて覚醒はしていない状態でした。
※いわゆる「夜泣きのギャン泣き」という訳ではなく、寝ぼけておっぱいを欲しがるという状態でした。

そして断乳。すると、断乳から3日後くらいには、ぴたっと夜中に起きることはなくなったんです。
「断乳すると夜中中寝るよ。夜泣きがなくなるよ」ということを実感しました。

次男の場合

いっぽう次男。この子も2歳過ぎで断乳しました。
長男と同じように、断乳前まで夜中に起きては授乳をして寝かし付けていました。
「断乳すればおそらく、長男と同じように一晩中寝てくれるんだろうな」
そんな風に思っていたんです。

ですが、違いました。
次男のほうが手強かったんです。
断乳後、一晩中寝てくれる日も増えたのですが、やはり「わーん！」と泣いて起きてしまう日は消え去りませんでした。

以前のようにおっぱいで寝かし付けは出来なかったので、背中をとんとんするしかありません。
次男の「断乳後も夜起きて泣く」行為の場合、どうも「おっぱいが欲しい」というよりも「怖い夢を見た」「不愉快になった」から起きて泣いているような印象を受けました。
※いわゆる「夜驚症」の一種だと思います。

夜泣きに効くというお薬があります。あれも試してみましたがだめでした。
（お薬自体は、どうやらリラックス効果のある漢方薬みたいです）

結局、次男の「夜に起きて泣いてしまう」という症状は、なんと小学2年生まで続いたのです。

夜中起きてしまう赤ちゃんを育てているママ。
本当に大変だと思います。
でも、結構、そういう赤ちゃんはたくさんいます。
育児書に書いてあっても、千差万別。うちなんて、兄弟で同じように育てたつもり、ほぼ似たDNAが体に流れていても違う。
「まぁ、そんなもんなんだ…。この子だけじゃないし…」と割り切ってしまったほうが、いくらか楽かなぁと思います。
頑張りましょう。