母乳育児のコツ
母乳が出過ぎる・分泌過多

出過ぎるおっぱい(母乳分泌過多)
母乳がでない。ママが悩む問題ですよね。
でも、
母乳が出過ぎる。
これも本当に困った問題です。
- すぐに乳腺炎になってしまう可能性がある
- 時間があくとおっぱいが張って痛くなる
- 母乳が漏れてしまう
- 授乳時に、赤ちゃんがむせてしまう
しかし母乳不足に悩むママが多いなか、なかなか他の人に相談することも出来ないのはないでしょうか。

出過ぎるおっぱいをコントロール
出過ぎ、ということは、赤ちゃんのほ乳量以上の母乳が生産されているということ。
乳房の中に飲み残しの母乳が溜まってしまっていることが多いです。
やはり、適度に搾乳することが必要です。
でも、分泌過多のママの場合、おっぱいを刺激させてしまうとますます母乳が湧いてきてしまうこともあります。
たまっている母乳を出すような気持ちで、ゆっくりと搾乳してみましょう。
シューシューではなく、ザーザーという感じで搾るのが良いようです。
搾乳を手でするのは大変だというママは、ピジョンから搾乳器が出ています。
使ってみた感想を書いていますので、お時間のあるかたは読んで見てくださいね。

自分で詰まっている母乳を絞るより、専用の搾乳器を上手に使った方が良い場合があります。

搾乳量
どれくらい搾乳すればよいでしょう?
片乳で約20~50CCぐらいが適量かなと思います。
たくさん搾乳すると、乳房内の母乳を押し出す圧力が下がって、赤ちゃんが飲みにくくなることもあります。
※個人差がありますので、あまり搾りすぎないようにしてくださいね。
授乳後に、「おっぱいをすっきりさせたい!」と、後搾乳をしてしまいがちです。
わたしもついついやっちゃうんですよね。
でも、しこりがなく、あるていど軽くなっていれば、後搾乳の必要はないでしょう。
「もう少し搾りたいかな」の一歩手前で止めておくのがいいかのかなぁと思います。

搾乳量
分泌過多のママは、特に脂っこい食事・あまいお菓子は避けた方がいいかもしれません。
即、乳腺炎につながることがあります。
でも、辛いですよね。食べたいですよね。生クリームたっぷりのお菓子。からっと揚げた天ぷら…。
一概に言えませんが、赤ちゃんの月齢があがってくるにつれ、おっぱいの調子も落ち着いてくることが多いです。
自分の体の調子を見ながら、すこしずつ食べていっても良いんじゃないかな。
ちなみに私は、散々乳腺炎に苦しめられしこりを沢山作ってきましたが、我が子が1歳を超えたあたりからぱたっと乳腺炎にならなくなりました。
水分を取ることは必要です。
が、過剰に取るのはNG。
心持ち控えた方がいいかもしれません。
塩分を控えめにする。氷をなめる。レモン水を飲む、などして、対処してみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんが大きくなるにつれ、必要とする母乳量も増えていきます。
そうなるれば、きっと需要と供給のバランスがとれてくるはず!
それまで、ちょっと大変だけれど、母乳がたくさん出ることを感謝しつつ、頑張りましょう。

母乳生産量をセーブするハーブティー
母乳生産量をセーブするハーブティーも売られています。
ミルクセーブブレンド(卒乳ブレンド)は、
母乳の過ぎるママたちのために妊産婦ケアの専門家と共に開発したハーブティーだそうです。
ヨーロッパで昔から母乳量をセーブしたいママに使われてきた5種のオーガニックハーブをブレンドしています。
卒乳時にも飲むと良いかもしれませんね。
母乳育児のコツ
目 次

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