母乳育児のコツ
添い乳のやり方

眠った我が子をベビーベッドに下ろす瞬間に、
「あぁ~~っ! いま、ここで、我が子を抱っこしているこの腕がぱっと消えたら~」
と思ったことはないでしょうか?
わたしは、我が子をベビーベッドに下ろして自分の腕を赤ちゃんの体から抜くときに、いつも赤ちゃんを起こしてしまっていました。
あるとき、『添い乳』がたまらなく楽だということに気付きました。いわゆる、ベビーもママもお布団にねっころがって、授乳するスタイルです。
なんというか、まさに”乳をやる”という感じですね。
添い乳、マスターすると、本当に楽です。なんと言ったって、自分も寝っ転がって休めるのですから。
乳腺炎の原因である「疲れ」も大幅に軽減できます。
夜の授乳も、これでずいぶん楽になると思います。
「寝かしつけて」「抱っこして移動して」「ベビーベッドに移す」という行為も無くなるので、その点でもすごく楽。
何十分もかけて赤ちゃんを寝かし付けて、ようやくベッドの上に下ろした途端に目覚めて「フエーー!」という悲劇もありません!

添い乳のやり方についてです。 これは人それぞれ方法があるのですが、私が実践していた方法を紹介してみたいと思います。
添い乳のやり方
- 布団に二人で横になります。
- 出来るだけくっつきます。
- 赤ちゃんのほうを向いて、片手で自分の頭を支えます。いわゆる「お父ちゃんがねっころがってテレビを見るときのようなポーズ」です。
- そっと赤ちゃんのお背中を引きよせ、手で支え、こちら側に向かせます。赤ちゃんのお背中にクッションや、タオルをあてても良いです。
- おっぱいを「ほい」と赤ちゃんのお口にくわえさせます。
注意する点としては
- 赤ちゃんが無理な姿勢にならないように(体を腰からねじったりしないように)
- ママが赤ちゃんの体の上に覆い被さらないように
ということだとおもいます。
また、知らず知らずに、「片方のおっぱいを潰して飲ませている」といったことになることもあります。
この場合、乳管が詰まってしまう原因にもなり、その結果、乳腺炎を引き起こすことも考えられます。
できるだけ、左右バランスよい授乳回数を心がけるとよいのではないでしょうか。
母乳育児のコツ
目 次

添い乳をマスターするととても楽。やり方と注意点を書いてみました。

正しいスタイルで授乳をすることが、乳腺炎の予防二も繋がります。

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