いつまで乳腺炎になるの?

乳腺炎に悩まされるのって、いつまでだと思いますか?

答え。

授乳中なら、いつだって乳腺炎になる可能性あります!

私は、こどもが2歳7ヶ月で断乳しました。ですが、結局のところ、最期にしこりができてしまったのは、息子が2歳5ヶ月くらいのこと。
それは、初めて私の実家に、長男をつれて帰省していたときです。
初めての実家に、長男はおおはしゃぎ! 実家の実両親は、一応部屋を片付けてくれていたんですが、大人仕様なんです。

いろんなところに子どもが触ると危ないようなものがあり、壊してしまうようなものがあるの部屋なので、 私は子どもの後をずーっとつけまして、「あー、それ触っちゃだめ! あぁ、こける! そっちはトイレ、いっちゃだめ!」などと叫んでいました。
本当に、ほんの少しも腰を下ろす暇もないくらいです。
内心、「今回の帰省はちょっとは育児の骨休めになるかしら」などと淡い期待をしていましたが、 なんのことはない、自宅マンションよりも何倍も疲れてしまいました。

そして、孫をいろんなところへ連れ回したいじぃじ、ばぁば。
いろんな所へ連れて行ってくれました。もちろん、私もいっしょにです。

息子ため、孫と会えて喜ぶ両親のためと、へとへとにつかれるまで毎日毎日を過ごしていると、 案の定というか、驚くことにというか、帰省後5日目くらいに、おっぱいに白斑が出来て詰まったのです!

いやぁ。あせりました。
白斑に気づいたのが夜中。深夜にお風呂に入って、できるだけ母乳を絞って、葛根湯を飲みました。

乳腺炎になった時の対処法を少しでも知っていたので、ある程度は落ち着いていられました。
もし、何も知らないでいたらかなりパニックになっていたはずです。 自宅近くにある母乳外来の良い病院が全く検討がつかなかったので、予定を切り上げ、次の日に自宅マンションへ帰るはめとなりました。とほほ。

というわけで、授乳中なら、いつだって乳腺炎になることはあります。乳腺炎になるきっかけはいろんなところにありますからね。

しかし、朗報?もあります。
乳腺炎も落ち着きます。生後1年を過ぎた頃、乳腺炎になりにくくなりました。
ちょっと脂っこいものを食べたり、きついブラジャーをしたり、寝不足が続いたりすると、 すぐに乳房にしこりが出来るわたしだったのに、子供が1歳を過ぎた頃から、何をしてもしこりが出来なくなったのです。
そのころになって、ようやく体も、そして精神的にも落ち着いてきたのかもしれないですね。 ※とはいえ、やはり(今回の私の帰省のように)過度に疲れると、授乳中はいつでも乳腺炎になる可能性があるので注意です。

一歳を超えているのに、なぜ乳腺炎になるんだ?とお嘆きのママ、お互いがんばりましょうね。 しだいに落ち着いてきます。きっと、ね。

乳腺炎の対処法と予防法

乳房マッサージを受ける
乳腺炎になったらとりあえず、乳房マッサージ。マッサージはどういったものなのか、どういうことをするのかを紹介します。
頻回授乳をする
赤ちゃんに詰まっている部分を飲んでもらいましょう。
搾乳器を上手に使う
自分で詰まっている母乳を絞るより、専用の搾乳器を上手に使った方が良い場合があります。
乳房の痛い部分を冷やす
乳腺炎で痛くなった部分を優しく冷やしてみましょう。コツをご紹介。
体を温める
乳腺炎になると節々の関節が痛くなることがあります。カイロなどを使って温めると痛みが和らぎます。
カモミール・たんぽぽコーヒーを飲む
カモミールティーやたんぽぽコーヒーは、女性の強い味方。体も温まります。
抗生物質・漢方薬を服用する
体の炎症にはやっぱりお薬。漢方が処方されることもあります。
乳腺炎に牛蒡子(ゴボウシ)が効くらしい
乳腺炎にゴボウシ。いったいゴボウシとはどういうものなのでしょうか? どうやって飲むのでしょうか?