乳腺炎の対処法(2)
頻回授乳をする

乳腺炎中は頻回授乳を心がけよう
乳腺炎をおこしているおっぱいを飲ませないでいると、ますます悪化させるか、しこりをつくったままの状態になってしまいます。
搾乳も良いですが、頻回授乳をして直接赤ちゃんにしっかり飲んで貰いましょう。
特に夜。
乳腺炎になりかけの時、夜の授乳をさぼると、かなりの確率で炎症は悪化します。
昼夜問わず、3時間以内ごとに飲ませるのがコツだと思っています。
確かに夜は眠いし、しんどい! でもここが肝心だと思うのです。
夜、赤ちゃんが母乳を飲むそぶりを見せなくても、乳首を含ませると以外と飲むことが多いです。
夜間、どうしても飲まない場合は、搾乳したほうが良いと思います。
しこりが大きくなってしまうと、その乳腺だけでなく、まわりの乳腺も圧迫してしこりが悪化してしまうことがあります。
また、母乳の詰まりって、搾乳しても、なかなか取れません。でも、赤ちゃんが飲むと、「あれ?」っていうくらいに詰まりがとれて、しこりがみるみる小さくなっていく場合があります。
これが一番効果的なのは、「お風呂にはいった後」だと思います。
ママに発熱がないようでしたら、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって血行を良くし、乳管をたっぷり広げてください。
お風呂に浸かり乳管が広がったことで詰まっていた母乳がすーっと通ることがあります。
お風呂からあがったあと、すぐに授乳するのが良いと思います。

トラブルのあるほうのおっぱいから授乳する
基本的に、おっぱいにトラブルがあるほうのおっぱいからあげてください。
時々、赤ちゃんは片方のおっぱいを飲んでしまってお腹いっぱいになって、
もう片方のおっぱいは「もういらなーい」と拒否し、眠ってしまうこともあります。
おっぱいにトラブルがあるとき、母乳の味はまずくなります。なんというか、塩辛い、苦いような味です。
自分の母乳の状態を知っておくために、一度、トラブルの無いときの母乳と、トラブル時の母乳をなめ比べてみるのもいいかもしれません。
普通の母乳は甘く、あっさりしています。
ですので、乳腺炎になった時、赤ちゃんはあまり母乳を飲んでくれないかも知れません。
「ごめんね~。飲んでね~」と優しく言い聞かせて、飲んでもらっちゃいましょう。
そして、はやめに母乳外来などで、おっぱいマッサージをしてもらって古い母乳を排出してしまいましょう。
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自分で詰まっている母乳を絞るより、専用の搾乳器を上手に使った方が良い場合があります。
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自分で詰まっている母乳を絞るより、専用の搾乳器を上手に使った方が良い場合があります。

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