乳腺炎の対処法(6)
カモミール・たんぽぽコーヒー

カモミール・タンポポコーヒー
カモミールは、婦人科系の病気に効くと言われていて、ホルモンバランスを整える作用、消炎作用などがあります。
ハーブショップなどに売っているカモミールのお花を、バスタブに浮かべてみるのも良いと思います。
また、カモミールには、筋肉の緊張を和らげる効果もあります。
乳腺炎の炎症で堅くこわばった筋肉組織を和らげるために、温かいカモミールハーブティを飲んでみるのも良いと思います。
乳腺炎になっている場合、あまり水分を取っていけないとされています。
母乳がたくさん生産されすぎて、必要以上にしこりが大きくなってしまうためです。
ですが、ママが脱水症状を起こしては大変。
それでなくても、ママは乳腺炎の対処や、待ったなしの育児でへとへとだと思います。
ハーブディーを適度に飲んで、せめて少しでもリラックスできればいいかなと思います。
カモミールは古代エジプト時代から使われた、最も古いハーブのひとつ。
ヨーロッパ原産のキク科の植物で、花の部分をハーブティーに使います。白い花びらのあのかわいいお花です。
カモミールには多くの品種がありますが、ハーブティに使われるものの代表は一年草のジャーマン・カモミールと
多年草のローマン・カモミールです。
- アレルギーの抑制
- 婦人科系疾患全般の解消
- 消化器科系疾患の解消
- 風邪・インフルエンザの解消
- リラックス効果
- 冷え性
- 便秘
- 結膜炎

たんぽぽコーヒー
たんぽぽコーヒー(タンポポ茶・タンポポティー)は、たんぽぽの根っこを乾燥させ焙焼したものです。
ノンカフェインなので、妊娠中・母乳育児中のママでも大丈夫。コーヒー代替品として愛用されているそうです。
私は、助産師さんにすすめられました。気分転換したいときにもちょうど良いですよ。
- 鉄分やカリウムなどのミネラル補給
- 血液を浄化しさらさらにし、脂肪やコレステロールを減少させる
- 胃腸の働きを活性化し、消化液の分泌を促す
- 体内をあたためる
このような作用があるとされています。
ママがたんぽぽコーヒーを飲むことによって、母乳の成分である血中の脂肪やコレステロールも減り、
母乳がさらさらに流れやすくなる。
すると、おっぱいが詰まりにくくなるというわけです。乳腺炎の予防ですよね。
鉄分、カリウムなども入っているそうで、母乳の質自体にもよさそうです。
私個人的には、「ん? 脂肪が減る? いいじゃない?」なんて、別のところに惹かれました(笑)
妊娠中、体重オーバー気味になってしまったママにもいいかも?
授乳中は喉が渇くと思うので、適度に「お茶代わり」にしてもいいのかなと思います。
今では色々なたんぽぽコーヒーが売られています。大手のドラッグストアにいけば、売っているところもあります。口にあうかあわないかは、ママによって違うと思うので、初めて飲むママは少しだけ買ってみるのが良いかも。
育児中はあまりストレス発散できないので、こういったお茶を飲んでほっと一息つきたいですね。
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